前回は発売できず「JR西日本 どこでもきっぷ」 改めて発売へ 新幹線・特急も乗り放題

JR西日本は、乗り放題のおトクなきっぷ「JR西日本 どこでもきっぷ」「JR西日本 関西どこでもきっぷ」を期間限定で発売します。

山陽新幹線500系(H.Motti/写真AC)
山陽新幹線500系(H.Motti/写真AC)

「JR西日本 どこでもきっぷ」は、JR西日本の全線と智頭急行線、JR宮島フェリーが連続する3日間乗り放題です。「JR西日本 関西どこでもきっぷ」は、広域関西エリア(近畿7府県および福井・岡山・鳥取県)のJR西日本線(一部を除く)と智頭急行線が連続2日間乗り放題となります(乗り放題エリアの路線図は下図を参照)。ともに新幹線・特急・普通列車(新快速・快速を含む)の普通車自由席に乗車でき、さらに普通車指定席も6回まで利用できます。1名から利用できます。

駅レンタカーをSクラス1日(日帰り)3,900円のおトクな価格で利用できる特別プランも用意されています。「JR西日本 どこでもきっぷ」「JR西日本 関西どこでもきっぷ」を購入し、駅レンタカー西日本または九州(小倉駅・博多駅のみ)の予約センターに事前予約して利用します。さらに、地域の観光施設の入場料割引や、飲食店の料金割引など、旅先で受けられる特典も各エリアで多数用意されています。

おねだんは「JR西日本 どこでもきっぷ」(3日間用)が大人22,000円・小児11,000円、「JR西日本 関西どこでもきっぷ」(2日間用)が大人10,000円・小児5,000円です。旅行会社限定で「JR西日本 どこでもきっぷ」の2日間用も発売されます(大人18,000円・小児9,000円)。なお、小児用のみの発売・利用はできません。

利用期間は2021年10月15日(金)〜12月26日(日)で、2日間用は12月25日(土)、3日間用は12月24日(金)利用開始分まで発売されます。発売期間は2021年10月8日(金)〜12月18日(土)(3日間用は12月17日(金)まで)で、利用開始日の1か月前から7日間前まで購入できます。JR西日本ネット予約「e5489」およびJR西日本・JR九州(福岡・佐賀県内)管内の主な旅行会社で発売されます。駅のみどりの窓口では発売されません。

【路線図で解説】JR西日本 「JR西日本 どこでもきっぷ」「JR西日本 関西どこでもきっぷ」

「JR西日本 どこでもきっぷ」「JR西日本 関西どこでもきっぷ」は、2021年4月27日〜6月30日に利用可能な商品として発売が予告されていました。しかし、新型コロナウイルス感染急拡大の状況を受け、当初から発売が取り止められた経緯があります。前回発表分と同じ内容で、約半年の期間を経て改めて発売されるかたちとなります。

JR西日本は、行きたいところに合わせて選べる2タイプの乗り放題きっぷを利用して、西日本エリアの秋の旅行にぜひ出かけてほしいと話しています。